“虐待”文科省が通知 長期欠席状況確認を
千葉県で10歳の女の子が死亡した事件を受け、文部科学省は、学校を長期欠席している子供の状況を確認するよう求める通知を全国の学校などに出した。
文科省は全国の国公私立の幼稚園や小・中・高校などに対し、今月1日から一度も登校していない子供がいる場合、教職員などが直接会って状況を確認し、その結果を児童相談所や警察と共有したかどうかなどを報告するよう求めた。
一方で、教育委員会に対しては今年度に虐待を受けて保護された子供の保護者などから不当な要求をされたケースがあったかどうかや、その場合の対応について報告を求めている。
報告の期限は来月14日で、今回のような重大な事案を見つけた場合は、直ちに警察などへ通報してほしいとしている。