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愛知・犬山市「桃太郎神社」の独特の世界観

2019年2月22日 16:13
愛知・犬山市「桃太郎神社」の独特の世界観

愛知県・犬山市に、昔ばなしの「桃太郎」をまつった神社がある。訪れると、そこには普通の神社にはない独特の世界があった。

桃から生まれた桃太郎。泣いている鬼に、ちょっと変な鬼などユニークな像が置かれているのは、愛知県犬山市にある桃太郎神社だ。

桃太郎物語のシーンを像にしている。

“昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯へ。そこで拾った桃から生まれた桃太郎。きびだんごで、犬、猿、キジを家来にし鬼を退治します”

物語の場面を像で表現している。また、桃太郎に退治され、改心し子供たちを背中に乗せて遊ぶ様子を表現している“やさしい鬼”の像もある。

さらには“鬼の写真 その他 珍らしい物 多数”という看板がある。展示されているという宝物館に入ると、鬼の子のミイラの写真がある。手足の指が長く、頭部には角のような突起がある。鬼の頭蓋骨の写真もある。ほかにも、鬼が使っていたという金棒や、鬼ヶ島の岩、桃太郎が生まれた“桃の化石”まである。

1996年に宝物館が火災で焼けるまでは、鬼のミイラや頭蓋骨は本物が展示されていた。江戸時代に見世物小屋で手に入れた偽物の可能性もあるそうだが、桃太郎がいたと信じられている地域だ。

神社の周辺には、犬、猿、キジと桃太郎ゆかりの地名が多く残されている。

神社の敷地内に立てられている数々の像は、桃太郎が信じられている証し。地域の人々が寄贈し徐々に増えていったという。

桃太郎神社・若森國道宮司「何にも言わなくても、みんな一様ににこやかになる。そうすると、あの像が大事なんですよ」

【the SOCIAL viewより】