延長コード誤って使い火災 注意を呼びかけ
電気の延長コードなどを誤って使い、火災などの事故が発生しているとしてNITE(=製品評価技術基盤機構)は、暖房器具を多く使うこの季節は、特に注意するよう呼びかけている。
ひとつのコンセントから複数の電気器具に接続する「タコ足」配線が原因で発火する様子を再現した映像には、許容量を超えた電力が流れて温度が上昇し発火する様子が映っている。
NITEによると、こうした配線器具が原因で、火災などの事故が2017年度までの5年間で367件起き、10人が死亡している。
特に冬は消費電力の大きい暖房器具を多く使うため、NITEは「タコ足」配線をしないことや、延長コードの差し込み部分にほこりをためないよう注意を呼びかけている。