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スポーツ団体理事の在任期間に上限の方針

2019年3月7日 17:26
スポーツ団体理事の在任期間に上限の方針

パワハラや暴力などの不祥事が相次ぐスポーツ界で、ガバナンス強化を図ろうと、スポーツ庁は、スポーツ団体の理事の在任期間に上限を設ける方針を示した。

スポーツ庁は現在、全てのスポーツ団体が守るべき「ガバナンスコード」を作成している。スポーツ庁は7日に開いた会議で、この「ガバナンスコード」の中に、スポーツ団体の理事の在任期間に上限を設けることを明記する方針を示した。

スポーツ団体の理事の在任期間は、イギリスでは「原則9年」、オーストラリアでは「最大10年以内」などとされている。日本での具体的な年数については、今後、専門家とともに議論して定めることにしている。

また、理事に就任できる年齢に制限を設けることも「ガバナンスコード」に明記する。ただし、具体的な年齢について一律の制限は設けず、各団体が事情を考慮した上で、自ら定めるよう求める方針。