まるで動物園!大量のオブジェのワケは?
乗り合いバスの後部にしがみついている茶髪の女性――赤いハイヒールにミニスカといういで立ち、実はこれは等身大のオブジェです。車内から顔を見れば一目瞭然、ある施設の送迎用バスとして運行しています。
バスに乗り込むお客さん。向かった先にあるのは、兵庫県三田市に建つ“エムクラスガーデン・三田”です。300坪の敷地内にある3階建ての建物に、飲食店をはじめ美容室やマッサージ店、学習塾など8店舗が入居する複合商業施設です。
普通にお店が営業しているだけでなく、屋外の広場や敷地内のいたる所に動物のオブジェが点在するユニークな施設。屋外では5m弱のブラキオサウルスがお出迎え、ほかにもアフリカゾウ、ライオンのファミリー、口を開いたワニなど、リアルなオブジェがいっぱい。まるで動物園のようです。
建物の中にもたくさん設置されていて、オブジェの数は実に300体以上。人間のオブジェもちらほら。仕掛け人の宮田さんは――
「駅の近くや都心に人が集まるのは当たり前になるので」「少し条件の悪いところで人が集まる仕組みを作りたかった」
SNS映えを意識した空間設計・施工の会社を経営、動物オブジェの設置もプロデュースしています
宮田さん「アニマルを置くお店には、人が集まることはわかっていたので、挑戦という形でこの場所を選んだ」「皆さん写真を撮られるのでSNSを通じて拡散してもらう」
ちなみにバスの後ろがなぜこの“女性”なのか聞くと――
宮田さん「単純に僕のタイプの女性です」
【the SOCIAL viewより】