３１日、東京・台東区にある上野動物園の園内を走るモノレールが６２年の歴史に幕を下ろした。

このモノレールは、上野動物園の西園と東園をつなぐもので、１９５７年に日本初のモノレールとして運転を開始した。これまで利用者に長く親しまれてきたが、車両の老朽化に伴い、新しい部品の調達が難しいことなどから、休止を決定したという。

３１日午後に行われたラストランイベントには、抽選で選ばれた５０人が参加し、最後の別れを惜しんだ。東京都によると、今後は電気自動車を無料で運行する予定だという。