海上保安庁 マレーシア海上保安機関を指導
海上保安庁の救助のスペシャリストがマレーシアの海上保安機関に潜水技術などを指導した。
海上保安庁の「特殊救難隊員」や潜水士ら7人は、先月中旬から今月にかけて、マレーシアの海上法令執行庁の潜水士に捜索や救助の技術を指導した。
地元の潜水士たちは救助活動の際に使うロープの結び方などを実戦さながらに学び、早速、海中で訓練した。
マレーシアの海上法令執行庁には現在、潜水技術を教育できる指導者がいないため、今回の訓練では指導者の育成も目指したという。
マレーシア周辺は日本の船舶も数多く航行していることから、海上保安庁はこうした国々の海難救助技術の向上に引き続き貢献していきたいとしている。