タクシー絡む事故多発 都内の警察署と協議
タクシーが絡む交通事故が多く起きている東京都内の警察署が、タクシー会社と合同で、事故防止に向けた話し合いを行った。
警視庁によると、麹町警察署や愛宕警察署など都内の7つの警察署では、去年、ケガ人が出た交通事故のうち、約半数以上でタクシーが絡んでいたという。
これを受けて12日、7つの警察署の交通部門の担当者とタクシー会社の責任者など約60人が参加し、ドアを開ける際の事故といったタクシーで多い事故の事例や各社の交通安全対策を共有した。
警視庁は、「東京オリンピック・パラリンピックを見据え、官民連携で交通事故防止の取り組みを強化していきたい」と話している。