避難指示“解除”大熊町 新庁舎で業務再開
福島第一原発事故に伴う避難指示が一部で解除された福島県大熊町で、7日から町内の新庁舎での業務が始まった。
福島県大熊町の大川原地区に整備された役場新庁舎。震災後、町の役場機能は避難先の会津若松市などに移されていたが、先月、帰還困難区域を除く地域で避難指示が解除されたことに伴い、7日から町内の新庁舎で教育総務課を除くほとんどの課が業務を再開した。
大熊町・渡辺利綱町長「1つの通過点というとらえ方をしているが、大きな節目であることは間違いない」「これを契機に復興再生に向けてより一層弾みをつけていきたい」
来月には新庁舎の東側に整備される災害公営住宅の入居も始まる。