日韓警察トップ、14年ぶりに会談 国境越えた特殊詐欺など協力強化へ
北朝鮮によるサイバー攻撃や国境を越えた特殊詐欺など共通の課題での協力を強化するため、警察庁長官が韓国の警察トップと14年ぶりに会談しました。
警察庁の露木康浩長官は21日、来日した韓国警察庁の尹熙根長官と会談しました。日韓の警察トップの会談は14年ぶりです。
日韓共通の課題である、北朝鮮によるサイバー攻撃や生成AIを悪用した偽情報の拡散などについて両国の長官は、さらに情報共有を進めていくことで一致しました。また、韓国でも被害が深刻となっている特殊詐欺やSNS投資詐欺などについては、犯行グループが東南アジアを拠点に活動しているとの認識を共有し、今後、捜査協力を強化していくということです。
日本側からは、北朝鮮による拉致事件に関する情報提供についても協力を呼びかけたということです。