サッカー強豪校 コーチが生徒にボール蹴る
群馬県にある高校サッカーの強豪校で、コーチが生徒に至近距離からボールを蹴り込み、鼻血を出すなどのケガをさせていたことがわかった。
生徒がケガをしたのは群馬県立前橋商業高校のサッカー部。
県の教育委員会などによると、5月11日の練習中、外部から招いているコーチの男性が、生徒をゴール前に1人ずつ立たせ、至近距離からボールを蹴って当てたという。生徒のうち1人は、ボールが顔に当たり鼻血が出たという。
学校側は、体罰だったかどうかを含め調査するとしている。
群馬県立前橋商業高校・根岸卓副校長「調査を進めながら、適切に対応していきたい」
コーチの男性はサッカー部を10年以上指導していたが、いまは指導から外れているという。