東京都“暴言”職員を停職6か月の懲戒処分
東京都は、同僚の職員や都庁を訪れた一般利用者に暴言を吐いたなどとして、50歳の男性職員を停職6か月の懲戒処分にしたと発表した。
東京都によると、会計管理局の50歳の男性職員は、2017年頃から、職場の上司や同僚に対し、「バカ」「死ね」などの暴言を吐いたり、特定の職員を「バカ職員」などと誹謗(ひぼう)中傷する内容のメールを別の部署の職員らに100回以上、送りつけたという。
さらに、都庁内の食堂などで体がぶつかった一般利用者にも、「あやまれボケ」と暴言を吐いたほか、警備員の胸を小突くなどの暴力行為があったという。
都は、この男性職員を懲戒免職の次に重い、停職6か月の懲戒処分にした。男性は、「相手側に非があった」と話しているという。
また、都立の児童福祉施設に勤める54歳の男性職員は、去年、入所者の女子中学生の左腕をたたいたほか、それ以前にも、入所している子どもに乱暴な言葉や態度を繰り返したとして、停職10日の懲戒処分にした。