法務省 “日本の法律学びたい”ラオス支援
“日本の法律を学びたい”。法制度がまだ確立していないラオスから、日本の法律を学ぼうと来日している人たちがいる。支援する法務省の取り組みを取材した。
25日、東京・昭島市のグラウンドで行われたサッカーの試合。実は出場していたのは、日本とラオスの法律家たち。汗を流していたのはラオスの司法省職員や検察官・裁判官ら。彼らは、日本の法律を学ぶ2週間の研修のため、来日していた。
ラオスでは、去年、民法が作られたばかりで、刑事訴訟法もまだしっかり運用されてないため、日本の法務省が法整備の支援をする取り組みをしている。
そして今回、日本の法律を学ぶためにラオスから司法省職員らが来日した。
ラオス国立大学法政治学部 セーンタヴィ・インタウォン学科長「(今回の研修は)私たちにとって貴重な経験で、学んだことをラオスに持ち帰って生かしたいと思う」
法務省は法整備支援のため現役の検事もラオスへ派遣。伊藤検事は、2年前からラオスで暮らし、支援にあたっている。
伊藤淳検事「基本的な法律をラオス人がラオス語できちんと理解できるようになるといいなと思っていまして、そういう支援ができるといい」
日本とラオスの法律家たちの交流は今後も続く。