続々、開催予定!アジアフェスの魅力とは?
5月から7月にかけて、代々木公園がアツい!カンボジアを皮切りに、タイ、ラオス、ベトナム、台湾…アジア各国のフェスが目白押し。なぜ今、アジアのフェスが人気なのか?大塚日奈子ちゃんが取材しました。
先月行われたラオスのフェスに日奈子ちゃんが参加しました。そもそもラオスは、東南アジアの中央に位置し、日本からタイを経由して飛行機で約8時間。そんなラオスのフェスはどんなものなのか?会場では、何やらあちこちから“奇声”が。一体何が始まるの?
日奈子ちゃん「すごい、ロケットです!前までズラッと続いてます」
実はこれ、その名も「ロケット祭り」。ラオスでまさにいま、田植えの時期に行われるもので、空に向かってロケットを飛ばし、豊作を願うお祭りです。
元ダンス部の日奈子ちゃんもさっそく踊りに参戦!ちなみにこの民族衣装は「シン」と呼ばれる筒状の巻きスカート。現地のローカルなお祭りを代々木公園でも体験してほしいと始めたそう。
日奈子ちゃん「ラオスに来たみたいな気分がします!すごく楽しいです」
ラオスフェスの魅力は、現地に行かなくても味わえる“体験”。
日奈子ちゃん「お坊さんがいらっしゃいますね」
担当者「ラオスで一番偉いお坊さんね、副に偉いね」
なんとこの方、仏教の国ラオスで2番目に偉いお坊さん、カンマ・パンニャヴィチットさんです。この日のためにわざわざ来日したというラオスナンバー2のお坊さんが施してくれたのは黄色いヒモ。これは「バーシー」という伝統的な儀式。ヒモを手首に巻きつけて、幸せを願うというものです。3日間外さなければいいことがあるそうです。
カンマさん「あなたに幸運が訪れ、夢がかないますように、長生きできますように」
でもなぜ、今こんなにも、アジアのフェスが増えたのか?そのきっかけはこのラオスにありました。主催者に話を聞くと――
ラオスフェスティバル実行委員会・荒井さん「タイフェスの後に、私たち(ラオス)が入ったんです。そしたらその後、いろんなアジアの国々が“ラオスもやっているなら私たちも”ということで入ってきた」
12年前、タイに続いて始まったラオスのフェス。すると、これが大盛況に!日本人の東南アジア熱に気づいたベトナムやカンボジアなどの近隣国も、その後、続々と参戦したそうです。
日奈子ちゃん「なんか屋台っぽいですね、さっそく行ってみます」
グルメも注目!日奈子ちゃんが訪れたのは、ラオス人が経営するお店「マニーショークフード」。すると、緑色をした謎の飲み物を発見。
店主「疲れた時飲んだら、すごく元気になる」
実はこれ、“バイトゥーイ”という葉を原料に作る、ゼリー状のものが入った飲み物「ロットソン」。ココナツミルクを入れた、ラオスのデザートだそう。
日奈子ちゃん「どんな味なんだろう?ん!甘い!日本ではあまりないぐらい甘いので、ラオス体験している気分です」
さらにオススメの“ソムタムラオス”は、パパイヤやトマト、レモンをたっぷりの唐辛子とナンプラーなどで味付けしたラオスの定番サラダ。本場の味は?
日奈子ちゃん「ん!辛い!野菜の甘さもあって、でもやっぱり辛いです」
せっかくなので、ラオス語で「おいしい」教えてもらいました。
店主「セァープ、セァープ」
日奈子ちゃん「セァープライ(とてもおいしい!)」
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■ラオスフェスティバル2019
ラオスフェスティバル実行委員会事務局
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