恥じらい和らげ「性教育」楽しく伝える試み
約60人の母親が学んでいるのは親から子どもに“どうやって性について伝えるか”の講義。始まったのは、オス・メス・交尾の3枚を合わせるカードゲームです。
母親ら「受精!」「受精!」
3枚そろったら“受精”と声に出すのが決まり。
講師「家に帰ってからでは言えません。ここで練習をいたしましょう。ペニス・膣(ちつ)・セックス」
母親ら「ペニス・膣・セックス」
恥じらいをなくしてもらうため、性に関する言葉の発声練習。子どもがアダルトサイトに容易にアクセスできる現状も体験します。
母親ら「ちょっと衝撃ですよね。あっ、そんな感じで(アダルトサイトに)飛ぶんだっけ?」「前にどうやって赤ちゃんができるんだって、聞かれたこともあって。そのあたりでやっぱり、性の教育はしなきゃって思ったりしたので。私自身が、ペニス・膣・セックスっていうのを言えるようにならないといけないんだなって思いましたね」
講義は主にテキストで進められ、初級は4時間で3万2400円。中級は8時間で6万4800円です。
参加理由は「子どもがインターネットでアダルトサイトを見ていた」「性犯罪に巻き込まれないためにはどうしたらいいのか」などさまざま。この活動を行うのは3児の母親で性教育の本も出版する「のじま なみ」さん。
のじまさん「子どもたちにいい情報なのか悪い情報なのかっていうのをジャッジできるものを与えてあげたい。身を守る術っていうところを伝えていけるのが性教育のよさだと思っておりますので、どんどん広められる活動をしていきたいと思っております」
【the SOCIAL viewより】