日本発カードゲームで“SDGs体験”
アメリカ・ニューヨークの国連本部で8日、世界各国の若者が、日本生まれのカードゲームを通して、国連が掲げるSDGs(=持続可能な開発目標)をどのように実現するか体験した。
SDGsは、国連が2030年までに実現を目指す気候変動対策や貧困の撲滅など17の分野での目標を定めたもの。
8日に開かれたイベントでは、世界各国から集まった20代の若者らが、日本生まれのカードゲームを使い、SDGsについて学んだ。
参加者は、ひいたカードによって、「お金」や「環境保護」など異なる価値観を持ったグループに分かれ、立場の違いを乗り越えて、協力しながら目標を達成していく道のりを体験した。
参加者「自分たちの行動が他人や社会に及ぼす影響を考えないといけない」
主催した国連日本代表部は、「SDGsの達成には若い人たちの教育が重要だ」と訴えている。