医師PCに不正アクセス、個人情報流出か
東京都は、多摩北部医療センターの医師のパソコンが不正にアクセスされ、患者らの個人情報が流出した可能性があると発表した。
東京都などによると、多摩北部医療センターに勤務する男性医師のパソコンが、サイバー攻撃によるウイルスに感染し、患者ら3671人の氏名や生年月日、病歴などの個人情報のほか、医療関係者ら1533人のメールアドレスが流出した可能性があるという。
また、この男性医師の名前を使い、都庁などに対し、不正なプログラムが添付されたスパムメールが送られてきたという。
現時点で、具体的な被害の報告はないということだが、多摩北部医療センターを運営する公益財団法人・東京都保健医療公社は、個人情報が流出した可能性がある患者らに対し謝罪すると共に、不審なメールは開かないよう、注意を呼びかけている。