九州大雨 いちき串木野市6千人に避難指示
活発な梅雨前線の影響で九州を中心に大雨となっていて、土砂災害や川の氾濫などが発生している。鹿児島、熊本、宮崎、愛媛の4県に、避難指示や避難勧告が出されている。
九州では大雨になっていて、宮崎県えびのでは3日間の雨量が600ミリを超えた。また、鹿児島県日置市東市来では300ミリを超えて、7月として1位の大雨になっている。
活発な雨雲は午前を中心に九州にかかり、1時間に50ミリを超えるような非常に激しい雨が降るところがありそうだ。そのあと、雨はいったん弱まっても、4日にかけて再び強まるおそれがある。
2日朝までに予想される雨量は、九州南部で200ミリ、九州北部、四国、近畿で100ミリなどとなっていて、引き続き、土砂災害や川の氾濫などに厳重な警戒が必要。
これまでに、鹿児島県いちき串木野市の約6000人に避難指示が出されているほか、鹿児島、熊本、宮崎、愛媛の4県で100万人以上に避難勧告が出されている。
これは、今年から導入された5段階の「大雨警戒レベル」のうち、危険性が2番目に高い「レベル4」の情報。
※浸水が想定されるなど、土砂災害に警戒が必要なエリアに住む人は全員、すみやかに、避難所や安全な場所に避難してください。