山下JOC新会長「来年は“熱い”夏に」
JOC(=日本オリンピック委員会)の新しい会長に就任した山下泰裕氏が、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の元を訪れ、来年の大会に向けた意気込みを語った。
JOC・山下泰裕会長「東京オリンピック・パラリンピック、この成功に向けて関わっていけれるのか。そこを真剣に考えながら、我々にできることを一生懸命やって、責任をしっかりとまっとうして何とか来年の夏は“熱い熱い”夏にしたい」
組織委員会・森会長「あんまり暑くなっちゃ困る」「暑さ対策も」
JOC・山下泰裕会長「国民の内側が“熱く”燃えるような、そういう夏にできればなと」
2日、組織委員会の森会長と面会したJOCの山下会長は、来年の東京大会に向けて、このように意気込みを語った。
山下会長はまた、東西冷戦下で日本が参加をボイコットした1980年のモスクワオリンピックの当時の代表選手が、来年の東京大会に何らかの形で関われるようにしたいとの意向を示し、森会長もこれに同意した。
山下会長は先週末、森会長とともにG20大阪サミットを訪れ、IOCのバッハ会長やロシアのプーチン大統領とも面会したという。
山下会長は今後、組織委員会の副会長にも就任する予定。