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3日朝から九州中心に猛烈な雨 早め避難を

2019年7月3日 5:21
3日朝から九州中心に猛烈な雨 早め避難を

6月29日から九州を中心に続いている大雨で、3日午前4時現在、鹿児島県の5つの市で避難勧告が出ている。

この大雨について気象庁は緊急会見し、3日以降、九州を中心に、「自らの命は自らが守らなければならない状況が迫ってきている」として、早めの避難を呼びかけた。

気象庁によると、3日朝から九州を中心に西日本で1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降る恐れがある。特に、熊本県や鹿児島県では24時間で平年の7月1か月分の雨量を超える恐れがある。

大雨は少なくとも6日ごろまで降り続くとみられ、九州では降り始めからの総雨量が去年の西日本豪雨の時の雨量を上回るところもある見込み。すでに地盤が緩んでいる所があることから、気象庁は土砂災害や河川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけた。

気象庁予報部予報課 黒良龍太主任予報官「自らの命、大切な人の命を守るために、早め早めの避難、安全確保をお願いします」

気象庁が地震や台風、噴火以外で緊急会見を開くのは異例で、去年の西日本豪雨の時以来。気象庁は、3日午前10時から再び緊急会見を行い、最新の見通しを説明することにしている。

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