東京オリパラ会場 有明体操競技場など公開
来年の夏に迫った東京オリンピック・パラリンピックの会場が公開された。
新国立競技場は全体の9割程度が出来上がり、自然をイメージした観客席は空席が目立ちにくいデザインで、6万席のうち4万5000席が完成した。競技場全体を冷やす冷房設備はなく、気流をつくり出すファンなどが設置されている。競技場は今年11月末に完成する予定。
一方、競泳などが行われる東京アクアティクスセンターでは、内部のプールの建設が進められている。
また、有明体操競技場では、木材を使った特徴的な建物が姿をあらわした。古くからある日本の木造建築の文化を発信するため、アーチ状の屋根は全て国産木材でつくられている。大会終了後は、展示場として使われる予定。
いずれの施設も順調に工事が進んでいて、今年度中に順次、完成する予定。