東京五輪パラ“東北を旅する巨大操り人形”
来年の東京オリンピック・パラリンピックにあわせ、東北地方を旅する巨大な操り人形のデザインがお披露目された。
29日、お披露目されたのは、「モッコ」とよばれる巨大な操り人形の10分の1サイズの模型。
組織委員会は来年の大会にあわせ、「NIPPONフェスティバル」と題する4つの文化プログラムを行う。このうち「東北復興」をテーマにしたものでは、高さ10メートルほどの操り人形「モッコ」が、来年5月9日に岩手・陸前高田市を出発して宮城・福島をまわり、7月に東京にやってくる。
「モッコ」の世界観は、又吉直樹さんと絵本作家の荒井良二さんが手がけ、デザインは箭内道彦さんらが東北の子どもたちとともにつくった。箭内さんは「東北のいまを多くの人に知ってもらって訪れて欲しい」と話している。