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警戒レベル3の水俣市 17避難所を設置

2019年7月3日 23:44
警戒レベル3の水俣市 17避難所を設置

熊本県水俣市では午後11時現在、「避難準備・高齢者等避難」の大雨警戒レベル3が出されている。

水俣市では、夕方頃までは激しい雨が降っていたが、午後8時ごろから雨はやみ、午後11時すぎ現在は小康状態になっている。ただ、このあとも河川の増水や土砂災害の危険性もあることから、水俣市役所では自衛隊も加わり、24時間態勢で職員が情報収集など対応にあたっている。

6月30日から水俣市内には「避難準備・高齢者等避難開始」情報が出されていたが、3日午後から避難する人が増えてきたという。現在、市内には公民館や体育館など17の避難所が設置されていて、150世帯239人が避難を続けている。

担当の危機管理防災課・中村俊彦課長に話を聞く。

──雨はやんだが、このあと心配されることは?

中村俊彦課長「現在、雨はやんでいるんですが、山間部では降り始めから500ミリを超えているところもあるので、少しの雨でも土砂災害の危険性があり、警戒にあたっている」

──夜を徹してということだが…今後の対応は?

中村俊彦課長「現在、水俣市では、大雨警報が6月30日から連続して発令になっているので、それが解除されるまで警戒にあたりたい」

──まだ避難していない人には?

中村俊彦課長「現在、雨は小康状態だが、まだまだ土砂災害の危険性があるので、早めに避難していただければ」

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