副操縦士から基準値超のアルコール…誤って
飲酒による不祥事が相次いでいる日本航空で、副操縦士から基準値を超えるアルコールが検出されていたことがわかった。
日本航空によると、今月10日、鹿児島から羽田に向かう日本航空650便に乗務予定だった54歳の男性副操縦士から基準値を超えるアルコールが検出された。交代の乗務員を手配し、運航に影響はなかった。
副操縦士は乗務前にホテルで食事をした際に誤って日本酒を一口飲んでしまったと話しているということだが、会社側は、引き続き詳しく調査し、厳正に処分するとしている。
日本航空で相次いでいる飲酒問題をめぐっては、12日、1985年に520人が亡くなった墜落事故の現場、御巣鷹の尾根を訪れた赤坂社長が、「何としても克服しないといけない」と、再発防止への決意を語っていた。