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五輪パラ 開会式を想定し交通実験「順調」

2019年8月26日 1:38
五輪パラ 開会式を想定し交通実験「順調」

来年の東京オリンピック・パラリンピックの開会式を想定し、選手たちを選手村から開会式が行われる新国立競技場まで、バスで輸送するための交通実験が行われた。

実験は、開会式の時間をふまえて午後6時50分頃から始まり、大学生ら140人が選手役となり、大型バス75台に乗って、晴海の選手村を出発した。

バスは25台ずつ隊列を組んで首都高を走り、レインボーブリッジなどを通って、開会式が行われる新国立競技場近くの駐車場まで、渋滞で止まることなく、およそ30分で到着した。

また、車いすのまま乗ることができるバスの走行テストも行った。

実験のため、首都高の一部出入り口が閉鎖されたほか、会場周辺では、大会関係車両専用の車線を初めて設置するなどの交通規制も行われた。

東京2020組織委員会/輸送企画部・斎藤勝久部長「全体として見れば順調だったのではないかなと思っている。詳しい分析をして来年の輸送計画の策定に生かしていきたいと考えています」