長崎県内に「大雨特別警報」 佐世保市中継
九州北部は28日未明から猛烈な雨に見舞われ、気象庁は午前6時前、佐賀県、福岡県、長崎県に大雨特別警報を発表した。長崎県佐世保市から中継で伝える。
長崎県内で大雨特別警報が発表されているのは平戸市、松浦市、佐世保市、佐々町、川棚町、波佐見町、小値賀町。26日の降り始めからの雨量は平戸で485.0ミリ、松浦で414.5ミリ、佐世保市干尽町で334.5ミリなどとなっている。
午前11時半現在、佐世保市の江迎地区、早岐地区に「避難指示」、江迎、早岐を除く佐世保市全域と平戸市、松浦市、東彼杵町など8つの市と町に「避難勧告」、長崎市の外海、三重、琴海地区と西海市に「避難準備情報」が出されている。午前9時現在、あわせて94か所の避難所に156世帯316人が避難している。
佐世保市では早岐川の水が午前5時20分、あふれ出しているのが確認されたが、午前11時半現在は引いているという。