特殊詐欺 被害防止呼びかけるのぼり旗
医療費が戻ってくるなどとウソをついて金をだまし取る特殊詐欺事件が東京都内で急増する中、被害の防止を呼びかけるのぼり旗を作成した学生に、警視庁が感謝状を贈った。
感謝状を受け取ったのは、特殊詐欺の被害防止を呼びかけるのぼり旗を作成した東京デザイン専門学校の学生。
のぼり旗は、ATMの前で携帯電話で指示を受けながら振り込みをするなど、不審な様子の人がいたら、積極的に声をかけるよう呼びかけている。
のぼり旗を作成した学生(20)「人に声をかけるのは、すごく勇気のいることだと思うので、その勇気を踏み出す一歩になればいいなと思います」
東京都内では、ことし上半期、医療費が戻ってくるなどとウソをついてATMを操作させ、金をだまし取る特殊詐欺の認知件数が581件と、去年の同じ時期の1.5倍にのぼっていて、引き続き注意が必要。