陸自ヘリ事故 新たに漂流物回収“増加燃料タンク”か 隊員10人は依然見つからず
今月6日に沖縄県の宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故で、9日も捜索が続けられ、燃料を入れるタンクとみられるものが回収されましたが、隊員10人は依然、見つかっていません。
この事故は今月6日午後、隊員10人を乗せて宮古島の基地を離陸した陸上自衛隊のヘリコプターの機影が宮古島沖でレーダーから消失し消息を絶ったものです。
9日は自衛隊の艦船などが沖合で捜索を続ける一方、8日、人影らしいものの目撃情報があった伊良部島周辺の浅瀬を陸上自衛隊がボートで捜索しましたが、10人の行方の手がかりは見つかっていません。
一方、海上保安庁の巡視船が9日午後、ヘリの部品とみられる漂流物1点を新たに回収しました。
防衛省関係者によりますと、追加の燃料を入れるため機体の外につける「増加燃料タンク」とみられるということです。