冬から春の装いに…兼六園で雪つり取り外し
石川県金沢市の兼六園では、樹木に施された雪つりの取り外し作業が始まりました。
14日の石川県内は高気圧に覆われ、午前11時の気温は金沢で12.5℃と各地で春らしい陽気となりました。
こうした中、兼六園では冬の間、雪の重みで木の枝が折れるのを防ぐ雪つりの取り外しが進められていました。
庭師などが高さおよそ10メートルの木に登り、枝を支えていた300本のわら縄を外していきました。
訪れた人たちは冬から春へと移り変わる名園の風情をカメラに収めるなどして楽しんでいました。
沖縄からの観光客
「初めて見ました。伝統と場所を守るために、人手と気持ちをかけていることにびっくりしています」
この作業は園内のおよそ800か所で行われ、今月21日まで続く予定です。
最終更新日:2025年3月14日 13:36