13日は前線の影響で関東から沖縄にかけて激しい雨が降り、夜にかけて各地で大雨となるおそれがあります。この雨は14日にかけて降り続き、土砂災害などに警戒が必要です。

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13日の東京都心は、一日中断続的に雨が降り続きました。

記者
「午後5時半前、東京・有楽町駅前です。帰宅時間となり、駅に向かう人が増えてきました」

帰宅する人
「雨だし、早く帰ろうかなという感じで」

関東南部では、14日にかけ雨が強まり、大雨となるおそれがあります。

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記者
「横浜ランドマークタワーの上層部は、霧がかかっていて全く見えません」

朝から冷たい雨が降った神奈川・横浜市。大雨を見越して出勤する人もいました。

通勤客（50代）
「バスを1本早いのに乗るようにしました。もし、電車とかバスが遅れたら困るので、早めに出ました」

通勤客（40代）
「今日は長靴を履いてきました」

長靴を履いてきた女性は、13日は金曜日ですが――

通勤客（40代）
「今日は飲み会断って、早く帰ろうかと思います。まだ梅雨じゃないのに、梅雨っぽくて嫌だなという感じはありますね」


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今月1日に横浜市内の住宅街で土砂崩れが発生した現場では、今も住宅の土台部分は斜面が崩れたままになっていました。高さ10m、幅10mにわたり土砂が崩れた原因は調査中ですが、現場は一部通行止めとなっていて、13日現在も付近の8世帯19人に避難指示が出ています。

近所の人
「（さらなる被害が）起きなければいいなと思いますけど」

近所の人
「保育園も近いので少し不安ですね」


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不安の声は、三浦半島の農家でも聞かれました。

青木農園　青木紀美江さん
「大雨とか暴風雨と言っているので、まだかけたまま」

畑で育てているのはズッキーニです。本来、この時期は受粉や日光を浴びさせるためシートを外すといいますが、今回の雨や風の対策のため、まだ外せないといいます。

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13日の日本列島は、太平洋側を中心に全国的に雨の一日となりました。

鹿児島・薩摩川内市の24時間降水量は、午後5時時点で37.5ミリでした。

静岡・菊川市では13日午後5時時点で、24時間に92ミリのまとまった雨が降りました。

低気圧や前線の影響で、太平洋側を中心に強い雨が降りました。東京都心でも13日朝から雨が降り、時折、雨脚を強めながら一日中降り続いています。

今後、静岡県では日付が変わる頃から、関東南部では14日朝にかけて、雷を伴い、激しく降る予想です。

関東から沖縄にかけて大雨となるおそれがあり、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。