この先35℃以上の猛烈な暑さ続くおそれ 長引く危険な暑さに警戒を
■梅雨明け早々“猛烈な暑さ”に
18日(木)は、梅雨前線が日本海まで北上。関東甲信と東海では梅雨明けが発表されました。湿った空気の影響で九州や中国・四国、東北などでは雨が降りやすいものの、近畿や東海、関東甲信などは各地で青空が広がり、強い日差しが照りつけるでしょう。このため、各地で前日以上に気温が上がり、35℃以上の猛暑日地点が続出しそうです。
最高気温は、三重県の伊賀市上野や兵庫県の豊岡、奈良で37℃と、体温を超える危険な暑さが予想されるほか、甲府や名古屋、京都、鳥取などで36℃、熊谷や浜松、岐阜、大阪、那覇などで35℃まで上がる見込みです。
梅雨空がしばらく続き、暑さも少し和らいでいたので、急な気温上昇による熱中症のリスクが高まると考えられます。熱中症警戒アラートが東海・北陸から西日本の14府県に出されていますが、その他の地域でも暑さ指数が31以上の「危険」ランクとなっています。「できるだけ涼しい環境で過ごす」「こまめに水分・塩分を補給する」「子どもや高齢者など、熱中症にかかりやすい人に意識的に声がけする」など、熱中症の予防を心掛けてください。
猛烈な暑さはこの先しばらく続く見通しで、東京、名古屋、大阪では、21日(日)から25日(木)にかけて35℃以上の猛暑日が続く予想です。日中だけでなく、夜も気温があまり下がらず、熱帯夜が続きますので、万全の熱中症対策に加えて、栄養バランスの整った食事や十分な睡眠時間を確保するなど、日頃の体調管理にも十分な注意が必要です。