「子どもたちは嫌だと言っていい」子どもを守るためには…トークイベント開催
暴力から子どもたちを守るにはどうすればいいかをテーマに、群馬県前橋市でトークイベントが行われました。
5日、前橋市で開かれた「子どもへの暴力防止フォーラム」では、「内閣官房 こども家庭庁設立準備室」の前田晃平さんや、群馬県警の小笠原和美本部長らが登壇し、子どもたちをいじめや虐待、性被害などのあらゆる暴力から守ることをテーマに、子どもたちの声を聞く重要性などを訴えました。
群馬県警・小笠原和美本部長
「子どもたち自身が安心して、自信を持って、自由に生きられる存在だということを伝えて、そういった子たちが健やかな成長をして、この群馬、そして日本、世界を支える人材に成長していってくれるようになったらいいなというふうに思っております」
子どもをめぐる暴力の多くは、相談できないまま深刻化し、将来にも大きな影響を与えることから、前田さんは「子どもたちは嫌だと言っていい。そして、嫌だと言った子どもの声を、大人が信じて聞いてあげられることが何よりも大切だ」と述べました。