東京都は、子どもを私立中学校に通わせる家庭に対し、来年度から年間10万円の授業料の助成を行うことを前向きに検討していることを明らかにしました。

関係者によりますと、東京都は、子どもが私立中学校に通う年収910万円未満の家庭に対し、来年度から、年間10万円の授業料の助成を行うことを「前向きに検討」しているということです。

19日夕方に行われた都議会自民党と公明党の要望を受けたもので、小池知事は、「教育費が大きな負担になっており、要望を受け止めて検討する」とコメントしています。

子どもを私立中学校に通わせる家庭に対する授業料の助成をめぐっては、国が、年収400万円未満の家庭に対し、年間10万円を補助する実証事業を行っていましたが、昨年度で終了していました。