殺処分終了“豚コレラ感染”秩父市の養豚場
豚コレラに感染しているブタが確認された埼玉県秩父市の養豚場で15日未明、すべてのブタの殺処分が終わった。
秩父市の養豚場で飼育され、山梨県に出荷されたブタが豚コレラに感染していたことを受け、埼玉県は13日、この養豚場で飼育している753頭のブタ全頭の殺処分を決めていた。
県によると、殺処分は13日夜からはじまり、15日午前0時半ごろ終わったという。今後、殺処分されたブタを埋めたり、養豚場の消毒をおこなったりするという。
去年9月に岐阜県で確認されて以来、関東では初めての豚コレラ感染確認となったが、この養豚場では、先月下旬から1日数頭のブタが死んでいたということで、県などは、感染の経緯などを詳しく調べることにしている。