長野の畜産試験場でも“豚コレラ”感染確認
長野県にある畜産試験場で豚コレラの感染が確認され、殺処分が続いている。
豚コレラの感染が確認されたのは、塩尻市にある長野県畜産試験場。12日、研究のために飼育していたブタ1頭におう吐の症状があり、14日午前5時、国の検査で豚コレラの感染が確認された。
試験場では野生イノシシなどからの感染を防ぐため防護柵の設置といったできる限りの対策をしていたとしているが、感染ルートはわかっていない。
長野県はまん延防止のため、飼育しているブタ349頭の殺処分を続けている。15日朝までに殺処分を完了させ、17日朝までに施設の消毒などすべての作業を終えたいとしている。