囲碁プロ・仲邑菫初段、男性棋士と初対局
囲碁の史上最年少プロ・仲邑菫初段(10)が、男性棋士との公式戦初対局に臨んでいる。
今年4月、10歳で史上最年少プロ棋士となった仲邑菫初段は、16日午前10時から、大阪市北区の日本棋院関西総本部で、囲碁の七大タイトルにつながる「第59期十段戦予選C」に挑んでいる。
対戦相手は古田直義四段(50)で、公式戦4戦目の仲邑初段にとって、男性棋士との対局は初めて。古田四段との年の差は40あるが、仲邑初段は冷静な様子で盤上に鋭い視線を注いでいた。
仲邑初段は、今年7月に公式戦初勝利をあげ、これまで2勝1敗の成績を収めている。
16日の対局は、3時間ずつの持ち時間で、勝敗は夕方ごろに決まる見通し。