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各国対抗“国際防衛ラグビー競技会”

2019年9月24日 17:52
各国対抗“国際防衛ラグビー競技会”

今月20日に開幕したラグビー・ワールドカップ。盛り上がりを見せる中、意外な場所で行われたラグビー大会も盛り上がりを見せました。

防衛省に集まった屈強な男たち。ラグビーW杯の年に開催される軍隊、自衛隊による“国際防衛ラグビー競技会”に参加するため、9か国の選抜チームが来日した。日本を含む10チームで世界一が争われる。交流を深める大会といっても、国を背負う彼らは、本気モードだ。

日本は、元日本代表の松尾勝博ヘッドコーチのもと、去年から5度の合宿でチームを強化。生田豊選手はチームのムードメーカーだ。

生田選手「僕たち自衛隊がフランス軍に勝って、その勢いをラグビー日本代表に届けたいと思います」

初戦フランス戦へ向け、気合が入る。陸海空それぞれの部隊から選抜された、日本代表自衛隊チーム。自衛隊だけにストロングポイントは…

松尾コーチ「ディフェンスですよね。売りですね(ディフェンスを売りに)しないとダメかなと」

合宿では、食事も大事な練習の1つだ。

ディレクター「すごい盛りますね。これぐらい食べるんですか?」

生田選手「これぐらい食べないと日本を守れない」

この日のメニューは、つけ麺とギョーザ、ご飯、更にご飯!デザートはプロテインだ。

そして迎えた大会初戦…

松尾コーチ「自衛隊の歴史を変えられる。楽しみにしている。最高の仲間たちとラグビーをできて良かった。最高ですと、これを終わってからも言わせてくれ」

日本の初戦は前回大会3位、強豪のフランス軍チームだ。自衛隊の威信をかけて戦う。約1300人の観客が見守る中、キックオフ。日本がペナルティーキックで3点を先制した。

得意のディフェンスも機能し、前半を3対5で折り返し、拮抗(きっこう)した試合が続く。この勝負どころで、ムードメーカーの生田選手が交代出場した。相手の反則を誘うなど活躍したが、日本のディフェンスもここまで…フランス軍が連続トライ。3対19で日本代表、自衛隊チームが敗れた。

生田選手「結果出さなかったのは、ちょっと悔しいですけど、日の丸を背負うことがこんなにうれしいことはなかったですね」

【the SOCIAL viewより】

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