尾身氏「地域医療機能推進機構」理事長を今月末で退任 分科会会長は継続
独立行政法人・「地域医療機能推進機構」の尾身茂理事長が、今月末で理事長を退任すると発表されました。政府分科会の会長は、今後も続けるということです。
独立行政法人「地域医療機能推進機構」は、尾身茂理事長が今月31日に退任し、山本修一理事が来月1日付で後任の理事長に就任する人事を発表しました。
地域医療機能推進機構は全国に57病院、およそ2万4000人の職員を抱える病院グループですが、尾身理事長は、2012年4月の設立の際に初代理事長に就任しました。
尾身理事長は、前身組織の理事長職2年とあわせると10年間にわたり理事長を勤め、「後進にバトンタッチすることが、組織を安定的に継続させることにつながる」として、自ら退任を申し出たということです。
政府の新型コロナウイルス対策分科会の会長については、今後も続けるということです。