“濃厚接触者の待機期間”廃止を…大阪府、国に求める方針
大阪府は、新型コロナの濃厚接触者が一定期間、自宅などで待機する措置について、原則廃止するよう国に求める方針を決めました。
14日に行われた大阪府の会議では、感染症の専門家から「マスクなどで対策をすれば、濃厚接触者が日常活動をしても、感染リスクは低い」などの意見が出されました。これを受け、府は、現在、国が濃厚接触者に対して求めている原則7日間の待機期間を廃止するよう国に求める方針を決めました。
ただ、症状がある濃厚接触者や、高齢者施設の入居者や職員などの待機期間は、撤廃を求めない方針です。
大阪府・吉村知事「仕事であったり、生活であったり、学習ということを考えたとしても、自宅で1週間隔離するというのはもう違うんじゃないかと。それはやはり弊害の方が大きいと」
要望は、17日までに行われる見通しです。