15号で被害の館山市 台風へ避難所を開設
先月の台風15号の影響で大きな被害が出た千葉県館山市では、台風19号の対策として、避難所が早めに開設された。館山市から中継。
館山市の布良地区では、11日午後から断続的に雨が降ってきた。海は朝にくらべてうねりが強くなり、防波堤を越えるような波も押し寄せている。
館山市は、布良地区の住民全員に避難を呼びかけている。
千葉県内では約3万6000軒の住宅が損壊し、いまも多くの家がブルーシートで覆われている。館山市内では住民がブルーシートに土のうを載せたり戸に板を打ち付けたりするなどして備えていた。
また、館山市内では午後3時から12か所の避難所が開設され、早めに避難する人の姿が見られた。高齢の人が多いこともあり、市が避難所までの送迎バスを出して避難を呼びかけている。
千葉県は12日、暴風域に入ることが予想されていて、最大級の警戒が必要。