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千曲川決壊 朝までに排水作業の完了目指す

2019年10月14日 0:54
千曲川決壊 朝までに排水作業の完了目指す

長野市では千曲川の堤防が決壊し、大規模な冠水被害があった。国は14日朝までに排水作業を終えるとしている。長野県では、1人が死亡、3人が行方不明となっている。

長野市穂保では、13日午前6時に千曲川の堤防が決壊したことが確認され、川の西側2キロの範囲で最大2メートル浸水した。国土交通省・千曲川河川事務所は、排水ポンプ車34台を夜通し動かし、14日朝までの作業完了を目指すとしている。

また、運転を見合わせていた北陸新幹線は、安全が確認されたことから、13日夜、一部列車の運転を再開した。

ただ、車両センターで、新幹線の車両や線路が水につかったため、14日以降も当面は「長野-東京」間の上下線でそれぞれ1時間に1本程度運転するという。

一方、長野県によると、佐久市中込で水に流された車の中にいた81歳の男性の死亡が確認された。