【台風】一部鉄道・高速道で復旧めど立たず
台風19号の影響で、首都圏の鉄道や高速道路などはほとんどが復旧したが、一部で復旧のめどがたっていない路線もある。
鉄道各社によると、首都圏のJRや私鉄各線、地下鉄は、ほとんどの路線で運転を再開した。
一方、千曲川の氾濫で車両基地が浸水した北陸新幹線は、長野駅から糸魚川駅の間で運転を見合わせている。北陸新幹線の車両の3分の1に当たる10編成120車両が被害をうけていて、仮にそのすべてが使えない場合、新しい車両の製造費はおよそ330億円にのぼるという。
また、在来線では線路が流されるなどした影響で水郡線の全線や両毛線や中央本線などの一部区間で運転を見合わせていて、再開のめどはたっていない。
高速道路では、中央自動車道の八王子ジャンクションと大月インターの間で上下線で通行止めが続くなど、広い範囲で交通への影響が続いている。