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決壊した千曲川きょう仮の堤防完成へ 穂保

2019年10月17日 12:05
決壊した千曲川きょう仮の堤防完成へ 穂保

台風19号で大きな被害を受けた長野市穂保地区では、決壊した千曲川の堤防の復旧工事が進み、17日、仮の堤防が完成することになった。

千曲川の決壊した堤防が、約300メートル離れた所に見える。24時間体制で復旧工事が進んでいて、国土交通省・北陸地方整備局は、17日中に仮の堤防が完成すると発表した。

長野市の一部の小学校では、17日から学校が再開した。長野市の豊野東小学校では、停電や雨漏りの影響で16日一日休校し、17日は台風のあと初めての登校となった。子どもたちは笑顔で友達や先生と言葉を交わしていた。

桂本久美子校長「こんな時だからこそ、支えあって生きていくということを伝えていきたいと思います」

学校の体育館は避難所になっていて、いまも近くの住民たちが避難生活を続けている。

浸水被害を受けた地区では、17日も多くの人たちが片付け作業に追われている。