被災地に雨…行方不明者の捜索続く 丸森町
台風19号による河川の氾濫や土砂災害でこれまでに16人の死亡が確認された宮城県では、行方不明者の捜索が続いている。丸森町から中継。
丸森町では約400人態勢で、行方不明者の捜索が続いている。2人が行方不明の子安地区では、頂上付近から約400メートルにわたって斜面が崩れ、大量の土砂が集落を埋め尽くしている。18日朝から、現場に自衛隊の重機が入り、岩や土砂を取り除きながら捜索を続けている。
また、県内では、台風で決壊した堤防の復旧作業が続いているが、18日午後から19日にかけて再び大雨となるおそれがある。このため、仙台管区気象台と東北地方整備局は18日午前11時から共同会見を開き、河川の氾濫や土砂災害に警戒を呼びかけた。
丸森町ではすでに雨が降り始めていて、近くには、排水用のポンプ車も待機するなど警戒を強めている。