全国の刑務所で、受刑者が作った製品の展示即売会が3年ぶりに開かれました。

「全国矯正展」は、受刑者が行う刑務作業を広く知ってもらうため、毎年開かれてきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2020年・2021年は中止され、今回、3年ぶりの開催となりました。

会場には受刑者の立ち直りを支援する法務省特別矯正監の杉良太郎さんやEXILEのATSUSHIさんなどが訪れました。

杉良太郎さん「年に一度見ていただく機会を作っていただいたら、（受刑者の）励みになるかなと思います」

受刑者の作った家具などおよそ4万7000点が展示・販売されていて、最も高いのは275万円の「みこし」です。

全国矯正展は5日まで行われます。