【台風】栃木・茨城 雨の中…復旧作業続く
台風19号の影響で河川が氾濫し、大きな被害がでた茨城県と栃木県では雨が降る中、復旧作業が続けられている。
茨城県常陸大宮市では、決壊した久慈川の堤防近くで被災した住民が自宅の排水設備に詰まった泥を取り除く作業に追われていた。
住民「雨ですね。泥が詰まっちゃって、これから向こうの田んぼのほうに。(Q.排水するために)はい」
また、久慈川近くの道路沿いでも国土交通省の作業車が排水溝の泥を吸引する作業を行っている。
作業員「きょうの雨もあるんですけど、早めにやってしまわないと、また雨が降って冠水する可能性もあるので」
一方、永野川の氾濫で深刻な浸水被害を受けた栃木市泉川町では、22日も雨が降り続いている。永野川のすぐ近くにある認定こども園でも、雨が降る中、職員らが片付けに追われた。
認定こども園さくら、堀昌浩園長「こどもたちがプレゼントしてくれた。みんなの笑顔が見られるように頑張っていけたらと思います」
22日は雨の影響でボランティアの受け付けは中止している。気象庁によると関東での雨のピークは越えつつあるが、引き続き川の増水、低い土地への浸水には十分な注意が必要。