台風6号は、9日（水）には東シナ海を北上する見込みです。九州から東海にかけて記録的な大雨となるおそれがあり、厳重な警戒が必要です。

台風6号は奄美大島の東にあって、北寄りにゆっくりと進んでいます。台風はこのあと、速度を少しずつ上げながら東シナ海を北上し、9日（水）には九州の西を進み、10日（木）には朝鮮半島付近へ進む見込みです。

予想される雨の量は、九州南部で350ミリ、奄美で300ミリなどとなっており、8日（火）夜にかけて線状降水帯が発生する可能性もあります。その後も太平洋側で大雨が続き、山の日の11日（金）にかけて、平年の8月1か月分の雨量を大きく超えるおそれがあります。

気象台や地元の自治体から発表される最新の情報を確認し、暴風や高い波、大雨による災害に厳重な警戒が必要です。