五輪マラソン 発着「大通公園」で基本合意
来年札幌で開かれる東京オリンピックのマラソン、競歩について大会組織委員会、道、札幌市は「大通公園発着」で基本合意した。スタート、ゴール地点は札幌の大通公園となる運び。
大会組織委員会・森スポーツ局次長「大通公園を発着する会場案でご提案させていただいた」「基本的な方向性としてはご了解をいただいている」
18日に札幌市内で開かれた2回目の実務者会議で、東京オリンピックマラソン・競歩のスタート、ゴール地点を大通公園とすることが大会組織委員会、北海道、札幌市で基本合意された。
Qスタート、ゴール地点は同じか?
大会組織委員会・森スポーツ局次長「コース設定の仕方で変わってくるが、スタート、ゴールは一致して提案している」
スタート、ゴール地点が大通公園で基本合意した主な理由はマラソン、競歩が同じ会場で行うことができ、人員体制などが共有できること、設営資材や放送機材などを置くことができる平たんな土地であること、そして、北海道マラソンで実績があることなどがあげられた。
実務者会議は来週にもう1回開かれる予定で、大会組織委員会は細かい点を詰めた上で12月のIOC理事会に「大通公園発着」を提案する予定。