ヤフー×LINE 経営統合の基本合意発表
検索サービス「ヤフー」を展開する「Zホールディングス」と無料通信アプリの「LINE」は、両社が検討を進めていた経営統合について基本合意したことを正式に発表した。
「Zホールディングス」と「LINE」は18日朝、取締役らによる会合を経て経営統合に基本合意することを正式決定した。これによって「Zホールディングス」を傘下にもつ「ソフトバンク」と「LINE」を傘下に持つ「ネイバー」が50%ずつ出資して新会社を設立する。
今回の経営統合によって両サービスのユーザー数は1億人規模となる。SNSやネット通販のほか、金融分野など幅広い分野で連携することでサービスを強化し、両社が特に力を入れている人工知能(=AI)の分野で世界の主導権を握り、アメリカのIT大手「グーグル」などGAFAと呼ばれる世界のIT企業と対抗する狙い。
両社は18日午後5時から共同で会見を開き、狙いなどについて説明する。