両陛下 伊勢神宮・外宮で「親謁の儀」
天皇皇后両陛下は22日、伊勢神宮の外宮で「即位の礼」と「大嘗祭(だいじょうさい)」を終えたことを報告する「親謁(しんえつ)の儀」にのぞまれている。
21日から即位後初めて三重県の伊勢神宮を訪問中の天皇皇后両陛下は、22日午前9時過ぎ、宿泊先である内宮(ないくう)の行在所を出発し、外宮(げくう)に向かわれた。
到着後、まず天皇陛下が、天皇の装束「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」に着替え、参拝にのぞまれた。陛下は雨の中、ほろが付いた馬車で正宮前まで移動し、侍従に「御菅蓋」と呼ばれる菅笠を差しかけられながら歴代天皇に伝わる剣と勾玉(まがたま)とともに正殿に進まれた。そして、玉串をささげて拝礼し、即位の儀式「即位の礼」と「大嘗祭」を終えたことを報告された。
続いて、十二単(じゅうにひとえ)姿の皇后さまが参拝にのぞまれている。
両陛下は、23日は内宮を参拝される。